シャッターの説明:
機能向上の装置
安全性や操作性を向上させるさまざまな装置をご紹介します。
安全スイッチ
電動シャッターの修理でもっとも多いのが、座板の呑み込み・スラットのダブり・逆巻です。
安全スイッチを設置することで、こうした不具合を予防することができます。
リモコン装置
遠隔操作でシャッターを開閉させる装置です。雨の日でも車を降りることなくシャッターを操作できるため、駐車場やガレージに多く用いられています。
また、防犯上の理由で、押しボタンスイッチを廃止してリモコンだけで操作するシャッターもあります。
障害物検知装置
シャッターラインにある障害物を検知してシャッターを停止させる装置です。シャッターの故障の多くは、シャッターライン上の障害物に気づかずシャッターを降ろすことで生じます。
また、シャッター事故のほとんどは、シャッター降下中に人が挟まれることで生じます。障害物検知装置を設置することで、こうした人身事故や故障の多くを未然に防ぐことが可能です。
自動閉鎖装置
火災時にシャッターを自動的に降ろす装置です。火災時にシャッターを閉鎖することで炎や煙を遮ることができます。火災時は停電することが多く、電動シャッターの操作ができないことがあります。
また、いたずら防止のために押しボタンボックスの鍵がかかっていることや、火災時の混乱により押しボタンボックスの位置が分からないことが予想されます。
そうした場合にも自動閉鎖装置はシャッターを自動的に降下させ、炎や煙を遮ることが可能です。
危害防止装置
自動閉鎖装置の作動によりシャッターが自動的に降下すると、シャッターラインに人いる場合でもシャッターは止まらずに降下します。そのためシャッターに人が挟まれる事故の発生が予想されます。危害防止装置は火災時に自動的に降下するシャッターに人が挟まれる事故を防止する装置です。