修理・施工:
修理までの応急処置

サービス員が到着するまでのシャッターの応急処置についてご説明します。(ここでは電動シャッターを前提にご説明します。)
電動シャッター以外の軽量シャッターやオーバードア等は、そのままの状態でサービス員の到着をお待ちください。
もし、外れた部品等がある場合はサービス員の到着まで保管をお願い致します。

不具合のあるシャッターの下をくぐることは危険です。
サービス員の到着まで人の出入りや物品の出し入れを中止してください。
また、応急処置後に操作を試みる場合にシャッターが突然落下する危険があります。
作動中のシャッターを絶対にくぐらないでください。

リモコンを操作してもシャッターが動かない

リモコン装置の電池が切れている可能性があります。 新しい電池に交換後、操作を試みてください。

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押しボタンから指を離すとシャッターが止まる

障害物検知装置が取り付けられているシャッターの場合、送信機の乾電池が切れるとこの状態(押切り状態)が生じます。
障害物検知装置付きのシャッターが押切り状態になった場合は、送信機の電池交換を試みてください。

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押しボタンを押してもシャッターが降りない

シャッターが一番上まで上がっている状態で、降下ボタンを押してもシャッターが降りない場合、安全スイッチが作動している可能性があります。
シャッターを少しだけ手動降下させ、安全スイッチの解除を確認した後、シャッターの動作を試みてください。

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シャッターの手動操作について

停電時等に、電動シャッターを手動操作で動かすことが可能です。
その場合、チェーンやハンドル、ブレーキ解放によりシャッターを動かします。これらの装置は天井裏やケース内に設置されている開閉機の付属品です。
従って、手動操作はシャッターケースや天井に設置されている点検口を開ける必要があります。

降下させる場合は、手動降下レバーに付いているヒモを引いてください。>
巻き上げる場合は、手動巻き上げチェーンを引くか、巻き上げハンドルをシャフトに差し込み回してください。
チェーンホイールをシャフトに差し込み巻き上げるタイプもあります。

【注意事項】
手動操作中はシャッターが落下する危険があります。人身事故予防のため、手動操作中にシャッターの下をくぐることはお止めください。

以下の状態では手動操作を行わず、そのままの状態でサービス員の到着をお待ちください。無理に手動操作を行うとシャッターが落下する危険があります。

  • スラットがレールから外れている場合
  • 駆動チェーンが外れている場合
  • 開閉機や巻き取りシャフトが外れかかっている場合
  • その他、シャッターが落下する危険がある場合

手動操作時に駆動チェーン・スプロケット・スラット・巻上げシャフト等の稼働部品に服や体が巻き込まれる危険があります。手動操作時は十分ご注意ください。

動作時は、必ず巻上げハンドルまたは巻上げチェーンホイールを取り外してください。
差し込んだ状態でシャッターを動作させると、ハンドルやチェーンホイールが高速回転して危険です。

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軽量電動シャッターの場合、電動シャッターと同様の手動操作を行うものと、電動・手動切り替えレバーを利用して、通常の軽量シャッターとして操作するものがあります。

【注意事項】
電動・手動切り替えレバーの操作は、必ずシャッターを完全に降ろした状態で行ってください。
この操作を、シャッターが途中で停止した状態や上がりきった状態で行うと、シャッターが落下または天井に呑み込むことがあり危険です。

シャッター降下中に障害物を挟んだ

シャッター降下中に障害物を挟んだ場合、次に示す操作でシャッターを下限リミット位置まで降ろすことが可能な時があります。操作を試みる場合、以下に示す注意事項に留意してください。

処置の手順
シャッターを止める。
シャッターを少し上げ障害物を取り除く。
(上昇操作は極力少なめに。絶対に上まで上げないでください)
シャッターを一番下まで降ろす
【注意事項】
スラットがレールから外れている場合は上記操作を行わず、サービス員の到着をお待ちください。
また、操作中・操作後はシャッターが落下する可能性が高く大変危険です。サービス員が点検するまで、人の出入りや物品の出し入れを絶対に行わないでください。
重要な部品が破損していることがあり、人身事故の危険性が非常に高いためです。

押ボタンスイッチは断続操作(上昇ボタンと停止ボタンを短いサイクルで交互に押しながらシャッターを少しずつ上げ、降下ボタンと停止ボタンを短いサイクルで交互に押しながらシャッターを少しずつ降ろす)してください。
危険を感じた場合にシャッターを即座に停止させることができるため、連続操作よりも安全です。

シャッターの修理、弊社へのお問い合わせなど、お気軽にご連絡ください。

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